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過去の研究業績

主要著作・論文・作品

主な兼職 應義塾大学グローバルセキュリティ研究所(G-SEC) 研究員、経済産業研究所「労働市場制度改革」/「ダイバーシティと経済成長・企業業績研究」 /「医療・教育の質の計測とその決定要因に関する分析」プロジェクト委員、福井県教育研究所研究ユニットアドバイザー、 福井の教育向上会議委員、スーパーサイエンスハイスクール支援推進委員、横須賀市英語コミュニケーションに関する懇話会委員、 戸田市教育振興計画審議会委員、奈良市まち・ひと・しごと創生総合戦略懇話会委員、公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン理事
略歴 1975年奈良県生まれ。1998年慶應義塾大学卒業。米ニューヨーク市のコロンビア大学で学ぶ(MPA, Ph.D.)。専門は、経済学の理論や手法を用いて教育を分析する「教育経済学」。日本銀行や世界銀行での実務経験があり、日本銀行では、調査統計局や金融市場局において実体経済や国際金融の調査・分析に携わった経験をもつほか、世界銀行では,欧州・中央アジア局において労働市場や教育についての経済分析を担当した。

経済産業研究所において人的資本の経済分析を行う複数の研究プロジェクトの委員をつとめる。実際の政策においても、「福井の教育向上会議」のメンバーとして教育基本振興計画の改定に携わっているほか、スーパーサイエンスハイスクール支援推進委員もつとめ、将来の科学技術系人材の育成にも尽力している。
専門分野 教育経済学
担当科目 マクロ経済2,国際開発論,国際社会のデータサイエンス,情報経済学,研究会(教育政策の経済学的分析),大学院プロジェクト科目(少子高齢化と外国人労働者)
所属学会・団体 American Economic Association
日本経済学会
日本教育社会学会
主要著作・論文・作品 (最近の代表的な論文)
・Matsuoka, R., Nakamuro, M. & Inui, T. Emerging Inequality in Effort: A Longitudinal Investigation of Parental Involvement and Early Elementary School-aged Children's Learning Time in Japan. Forthcoming in Social Science Research - Matsuoka, R., Nakamuro, M. & Inui, T. (2013). Widening Educational Disparities outside of School: A Longitudinal Study of Parental Involvement and Early Elementary School Aged Children’s Learning Time in Japan. RIETI Discussion Paper Series, 13-E-101
  - Griffen, A. S.,Nakamuro, M. & Inui, T. (2014). Fertility and Maternal Labor Supply in Japan: Conflicting Policy Goals? RIETI Discussion Paper Series, 14-E-016
・Takenaka, A., Ishida, K., & Nakamuro, M. Negative Assimilation: How Immigrants Experience the Mobility in Japan. Forthcoming in International Migration Review.
  - Takenaka, A.,Ishida, K., & Nakamuro, M. (2012). Negative Assimilation: How Immigrants Experience the Mobility in Japan. ESRI Discussion Paper Series, No. 293.
・Nakamuro, M., Inui, T., Senoh, W., & Hiromatsu, T. (2015). Are Television and Video Games Really Harmful for Kids? Contemporary Economic Policy, 33(1), 29-43.
  - Nakamuro, M.,Inui, T., Senoh, W., & Hiromatsu, T. (2013). Are Television and Video Games Really Harmful for Kids?: Empirical evidence from the Longitudinal Survey of Babies in the 21st Century. RIETI Discussion Paper Series, 13-E-046
・Matsuoka, R.,Nakamuro, M., & Inui, T. (2015) Examining Elementary School Children’s Extracurricular Activity Participation and Their Non-cognitive Development Using Longitudinal Data in Japan, ESRI Discussion Paper,No.318.
・中室牧子・石田賢示・竹中歩・乾友彦(2015)「定住外国人の子どもの学習時間の決定要因」,ESRI Discussion Paper,No.315
・乾友彦・中室牧子・枝村一磨・小沢潤子(2015)「企業の取締役会のダイバーシティとイノベーション活動」, RIETI Discusssion Paper Series, 14-J-055 (VOXにも掲載されました)
・中室牧子・藤原夏希・井口俊太朗 (2014)「AO入試が果たした役割と今後の展望:慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)を事例に」『SFC JOURNAL』Vol.14, No.1
・松岡亮二・中室牧子・乾友彦 (2014)「縦断データを用いた文化資本相続過程の実証的検討」『教育社会学研究』第95集
・Matsuoka, R., Nakamuro, M. & Inui, T. (2013). Widening Educational Disparities outside of School: A Longitudinal Study of Parental Involvement and Early Elementary School Aged Children’s Learning Time in Japan. RIETI Discussion Paper Series, 13-E-101
・Yamagata, S., Nakamuro, M. & Inui, T. (2013). Inequality of Opportunity in Japan: A Behavioral Genetic Approach. RIETI Discussion Paper Series, 13-E-097
・Nakamuro, M., Matsuoka, R., & Inui, T. (2013). More Time Spent on Television and Video Games, Less Time Spent Studying? RIETI Discussion Paper Series, 13-E-095(VOXにも掲載されました: VOXの邦訳はこちら)
・Nakamuro, M. & Inui, T. (2013). The Returns to College Quality in Japan: Does Your College Choice Affect Your Earnings? ESRI Discussion Paper Series, No.306
・Nakamuro, M., Oshio, T. & Inui, T. (2013). Impact of School Quality on Student Achievements: Evidence from a Twin Survey in Japan. ESRI Discussion Paper Series, No.304
・Nakamuro, M., Uzuki, Y., & Inui, T. (2013). The Effects of Birth Weight: Does Fetal Origin Really Matter for Long-run Outcomes? Economics Letters, 121(1), 53-58.
・中室牧子・小川啓一(2012)「学校外教育の効果」『国民経済雑誌』205(4), 23-37.
・中室牧子・山崎泉(2011)「インフォーマルセクターにおける教育の収益率―南アフリカのマイクロデータを用いた実証分析」『比較教育学研究』44号, 88-108.
・Nakamuro, M. (2010). Schooling and Migrant Remittances in Transition Economies: The Case of Albania and Tajikistan. International Development Planning Review, 32(3), 333-361.
・Nakamuro, M. & Ogawa, K. (2010). Mobility of Skilled Labor in Transition Economies: The Perspectives from Brain-Drain, Brain-Waste, Brain-Circulation and Brain-Gain. Journal of International Cooperation Studies, 18(1), 71-84.
・中室牧子・星野絵里(2010)「就学前児童の健康状態が教育に与える影響について―諸外国のデータを用いた実証研究のサーベイ―」『海外社会保障研究』73号, 61-70.
・中室牧子(2010)「移民と送金の就学への影響:南アフリカの事例から」『国際開発研究』19(1), 1-11.

(著書)
・Nakamuro, M., Yamasaki, I. & Inui, T. (2014). What Are the Long-term Effects of Extracurricular Sports Activities for Children and Adolescents? Evidence from Japan Using a Nationwide Sample of Twins. in The Sports Business in The Pacific Rim (Lee, Y. & Fort, R. eds). Springer.
・中室牧子(2013)「幼児期の健康状態が教育に与える影響」『不平等生成メカニズムの解明』佐藤嘉倫・木村敏明編,ミネルヴァ書房
・中室牧子「高技能労働者の国際労働移動」(2012)『移動の時代を生きる―人・権力・コミュニティ―』大西仁・吉原直樹監修,東信堂

(雑誌寄稿・インタビュー等)
・News Picks「科学的根拠から考える教育&子育て相談」(5)偏差値の高い大学に行くことは本当に大事なことなの?
・News Picks「科学的根拠から考える教育&子育て相談」(4)「日教組が強いところは学力が低い」は本当ですか?
・News Picks「科学的根拠から考える教育&子育て相談」(3)キラキラネームを子どもにつけてはダメですか?
・News Picks「科学的根拠から考える教育&子育て相談」(2)「ご褒美で子どもを釣ってもいいのですか?」
・News Picks「科学的根拠から考える教育&子育て相談」(1)「ゲームは子どもに悪い影響を与えるのですか?」
・ダイヤモンドオンライン「学テの結果も活用できないデータ公開後進国、日本:特別対談(3)」
・ダイヤモンドオンライン「思いこみ政策がゆとり世代のような不平等をつくり出す:特別対談(2)」
・ダイヤモンドオンライン「35人学級問題をめぐる財務省と文科省のエビデンスなき議論:特別対談(1)」
・日本経済新聞 経済教室「根拠に基づく成長戦略を」(2015年2月13日)
・日本経済新聞 電子版「21世紀の資本のインパクト、3人の有識者語る」(2015年2月2日)
・『経済セミナー』Disucssion 安藤寿康・川口大司・中室牧子「人間の能力を決めるのは、遺伝子か環境か」2015年2/3月号(682号)
・週刊「医学界新聞」第3107号「教育にもエビデンスを」(2015年1月5日)
・日本教育新聞 Newsインサイド「第2次安倍内閣の2年:教育政策 研究者はこう見る」(2014年12月15日)
・朝日新聞「先生の適正な数は?40人学級復活案どうかんがえる」(2014年11月13日)
・『教職研修』「教育再生実行会議『学制改革』提言の論点―必要性、方向性、実現可能性を問う―」(2014年10月号)
・『月刊私塾界』キーパーソンに聞く「日本の教育の鍵」特別対談 Vol.2 松井彰彦×中室牧子(2014年8月号)
・日経ビジネスオンライン 気鋭の論点 「小さく生んで大きく育てよは間違い:日本人の学力の違いは、遺伝で35%説明できる」
・SYNODOS「就学援助だけでは、負の世代間連鎖は断ち切れない」
・日本教育新聞「Labo教育講座 科学的根拠に基づく教育予算:成果検証で有効な配分を」(2014年6月16日)
・The Huffington Post 「「じつは学歴で年収は変わらない」日本の教育を変えるエビデンス・ベーストとは? 中室牧子さんに聞く」
・eduview「エビデンスベースト」が日本の教育を変える(続):中室牧子氏に聞く
・『総合教育技術』「学力向上、教育格差解消には、科学的根拠に基づいた教育政策を:『エビデンスベースト』が学校を変える!」2014年6月号
・NHKEテレ「ニッポンのジレンマ」『救国の大学論2014』
・Research Digest 「子どもはテレビやゲームの時間を勉強時間とトレードするのか―小学校低学年の子どもの学習時間の決定要因―」 『RIETI Highlight』(経済産業研究所広報誌)
・『経済セミナー』「女性経済学者を訪ねて:エビデンスに基づく教育政策のために―中室牧子さん」2014年4/5月号(677号)
・eduview「エビデンスベースト」が日本の教育を変える:中室牧子氏に聞く
・『経済セミナー』中室牧子・乾友彦「労働経済学入門:就学期のスポーツ経験とその後の人生一卵性双生児のデータを用いた実証分析」2013年4/5月号(671号)
・『経済セミナー』中室牧子・滝川裕貴「自然災害の経済学―東日本大震災から何を学ぶか」2013年4/5月号(671号)
・『経済セミナー』中室牧子・三輪哲「教育の経済学の展望」2012年6/7月号(666号)

(競争的研究資金)
・「日本在住の外国人のコンタクトゾーンの分析」(研究代表者,科研費基盤C,研究課題番号:25380634)
・「幼少期における社会・生活環境、学習方法が人的資本の蓄積に与える影響の分析」(研究分担者,科研費基盤B,研究課題番号:80012491)
・「社会的障害の経済理論・実証研究」(研究分担者,科研費基盤S,研究課題番号:24223002)

(受賞歴)
Joint Japan World Bank Scholarship
日本教育社会学会・国際奨励賞

(資格)
専門社会調査士
学生諸君へ一言 日本の教育政策には、事後的に定量的な政策評価が実施されなかったがために、子ども手当やゆとり教育などのように流行が廃れるかのように終了し、しかもその政策にどのような効果があったのか(あるいはなかったのか)、いまだにはっきりしないものがたくさんあります。私は経済学の「効果測定」(Impact Evaluation)と呼ばれる手法を用いて、教育政策の効果測定を実施することに関心を持っており、多くの自治体や学校と共同研究を実施しています。「教育に科学的根拠を」―これは教育にかける1円のお金を生きたお金にする試みです。少子化が進み、日本の財政状況が悪化するなかでは大変重要な考え方です。皆さんとともに研究をする機会に恵まれ、嬉しく思っています。
プロジェクトURL http://edueco.sfc.keio.ac.jp/
連絡先 〒252-0882 神奈川県藤沢市遠藤 5322
慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス
makikon [ at ] sfc.keio.ac.jp
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